2014年3月19日水曜日

論文

先日、日本頭頸部外科学会の学会誌に投稿した論文が掲載されました。
私はもともと論文執筆には積極的では無かったのですが、伊勢赤十字病院勤務時代に山田弘之先生から学会発表の機会を多数与えて頂き、その度に「谷山君、学会発表したものは全部論文にしないと~」と神様のような穏やかな笑顔を浮かべながら言われたのですが、出来の悪い私は忙しさのせいにしてついつい後回しにしておりました。
伊勢赤十字病院は、赴任前に他の先生から「血を吐くほど忙しいみたいやで。」とか散々脅された(?)のですが、幸い血を吐くことも無く充実した楽しい日々を送ることができました。(ただ私は疲れると口内炎ができやすい体質で、赴任中は今までの人生で最もたくさん口内炎ができました^^;)
その後、大和高田市立病院に赴任し、小山真司先生、畠山好夫先生から論文執筆の時間を与えて頂き、それまでの仕事をせっせと論文にまとめておりました。
今回の論文も伊勢赤十字病院時代の仕事ですが、論文にまとめるという作業によって知識がより整理され確実に自分のものになっていくことを実感しております。
開業医という立場になりましたが、自分なりにテーマを見つけて継続できればと思っております。