2015年7月14日火曜日

健康かしば21講演会でアレルギー性鼻炎について話してきました。

最近、めっきり暑くなっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日、香芝市保健センターでアレルギー性鼻炎について市民の皆様にお話しさせて頂きました。
今まで学会等で発表する機会は多数あったのですが、一般の方々相手にお話しする機会はほとんどなかったので、話の内容をどのようにするか、どのように話を進めていくと分かりやすいか、など直前まで頭を悩ませておりました。
アレルギー性鼻炎はいまや国民の約40%が罹患していると言われており、まさに国民病といった様相を呈していますが、本日も非常に暑い中、多数の方々に足を運んでいただき、多くの方々がアレルギー性鼻炎に苦しんでおられることを改めて実感しました。

花粉やダニなどのアレルゲンの除去や回避がまずは最も重要なのですが、案外このことが軽視されていたり、せっかく病院でいい薬が処方されていても上手に使えていなかったりで、症状が満足に改善されていない患者さんが多数おられることを常々感じておりましたので、まずはこのようなことをお話しさせて頂きました。
それ以外には、最近話題の舌下免疫やアレルギーの粘膜焼灼術といったことについても述べさせて頂きました。
最初はかなり緊張しておりましたが、聴衆の皆さんの熱心な姿勢に後押しされあっという間に予定の1時間が過ぎました。
質問も多数頂き、有難うございました。本日の講演が少しでも皆様のお役にたてれば非常に嬉しいです。
また今回このような貴重な機会を与えて下さった香芝市保健センターの職員の皆様、本当にありがとうございました。